滋賀県は、日本最大の湖『琵琶湖』を擁する、近畿地方に所属する内陸県です。

歴史は古く、7世紀後半に天智天皇が行った近江大津宮遷都により、わずか5年ほどではあったのですが、都として栄えました。

その後も、歴史の要所で、滋賀は多く出てきます。

特に戦国時代、湖東(琵琶湖の東)に織田信長が天下統一の拠点として、安土城を築いたのは有名な話です。

織田信長は、滋賀にある琵琶湖の水源と交通の便を利用しようと考えたのでしょう。

しかし、明智光秀の謀反により、織田信長は倒れ、この天下も数年で終わりました。

県の面積の多くを占める琵琶湖、ここには数多くの歴史が絡み合って今に受け継いでいます。

滋賀県と言えば、琵琶湖というイメージがかなり強いかと思います。

それもそのはず、琵琶湖は県のシンボルともなっています。

産業用水としても利用され、また近隣府県約1,400万人の飲料水の源にもなっています。

琵琶湖があり、自然に囲まれ、環境は非常にいいせいか、人口の流入が注目されています。

引っ越し先にはいいのかもしれません。

ただ、人口流入の一番の原因として考えられるのは、やはり交通利便の良さでしょう。

滋賀県は、西日本と東日本を繋ぐ場所にあります。

古くは近江商人が全国各地に進出していったのも、ここが関係していたのかもしれません。

戦後、高速道路や鉄道の整備がさらに進み、流通拠点や工場、研究所が相次いで進出しました。

様々な場所からのアクセスがよく、立地の良さが際立ってきました。

滋賀県へのアクセスですが、東京方面、岡山方面からお越しの際は新幹線を利用するのが一番でしょう。

京都駅か米原駅で下車し、そこから鈍行JR琵琶湖線に乗り換えです。

自家用車の場合、名神高速道を利用します。

車線も多く走りやすいのですが、渋滞時にはよくニュースに取り上げられるほど混みあいます。

また一般道である国道1号線もかなりの渋滞が起きます。

大津市役所へのアクセスですが、車の場合はナビに大津市御陵町3-1をセットして向かいましょう。

名神高速道の大津ICを降りたら西に10分くらいで行けます。

庁舎駐車場は無料で使えます。

ご利用時間は、開庁日8時30分から23時、閉庁日7時から21時と長く使えるのでありがたいですね。

鉄道を利用する場合、東京駅方面・岡山方面いずれにせよ京都駅で下車します。

そこから湖西線に乗り換え、大津京駅まで行きます。

そこから徒歩で南に数分ほどです。